おだマリーのちょっと言わせて!

マリーが綴る日々のあれこれ

キャリアについて考える

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あなたは家事や子育て以外に仕事を持っていますか?

 

私は大学を卒業してから、結婚や海外生活を機に転職などを繰り返しながらも

これまで何とかデスクワークの仕事を続けてきました。

年数にすると約10年近く仕事を続けてきた事になります。

 

新卒で入社した会社では正社員として勤務し、その後は契約社員

派遣社員を行ったり来たりしてきました。

 

私は契約社員派遣社員という職制を熱望した訳ではなく、正社員として

雇って頂ける機会が無く、泣く泣くそういった職制で働いてきました。

 

転職面接で決まって聞かれる「お子さんは?」「ご予定は?」という質問

自分自身のスキルであったり、これまでの実績を軽視されている様に感じ

何だよその質問!嫌だな~と正直なところ嫌悪感さえ感じていました

 

でも、数回の転職を繰り返し気づいたんです・・・!!

私が数年で身につけたデスクワークスキルや様々な経験は、他の誰にでも

身につけられる事であって、あるポジションをめぐる戦いに於いて

私でないといけない絶対的な理由がない事に気が付いたんです!!

何なら、その上この先、急に妊娠でもしたら産休を取得されるかも!

またしてもポジション探しを始める事態に迷惑被るかもしれない!

と思われても致し方ないなと思ったのです。

 

既婚女性に起こり得るライフイベントを想定したとしても、私でなくては

ならない絶対的な何かを身につける必要があったのです

 

そこで、私は仕事を続けながら更なるステップアップを目指して

履歴書に胸を張って書く事が出来るTOEICスコアを目標に勉強を始めました

 

私の高校時代の友人には、結婚や出産を機に専業主婦にシフトした女性が多く

私が仕事を続けていたり、英語の勉強を始めた事に疑問を感じている様です。

早く子供を産みなさい!今しかない!と彼女達は同じ世界に誘おうと必死で

彼女達の優しさを時折鬱陶しく感じる事もあって、ごめん!!とも思うのですが

こればかりは、仕事に対する考え方の違いなので正解も間違いもないと思っています

 

私が仕事を続けている理由は2つあります。

1つ目は共働きの両親の元で育ったことです。

周りに多かった専業主婦の友人母とバリバリ仕事をしていた私の母。

子供と過ごす時間は少なかったかもしれませんが、母の頑張る姿を目の当たりにし

自分の母は凄い!カッコいい!と子供ながらに輝いて見えました。

私も将来ずっと仕事を続けようと当たり前の様に考えていました。

2つ目は夫に食べさせてもらっている、買ってもらっているという

常に頂くという関係ではなく、互いに自立した稼ぎをベースに労い合える

フラットな関係を築きたかった為です。

 

現在、女性をターゲットにしたキャリアアップ推進が謳われ

女性の管理職を増やそう!女性が活躍出来る社会を作ろう!と

日本政府は企業に様々な提案を実施しています

 

しかし、これまで女性が活躍してこなかったとでも言いたいの?

家事や子育ても立派な仕事、会社で働いていないと頑張っていないの?

なんて声もちらほら聞こえてきます。

 

欧米では共働き文化が昔から根付いており、家事も育児も分担していると聞きます

でも、日本はどうでしょう?父は稼ぎ頭、母は家庭に入り子を立派に育てる

そういった時代から、共働き時代に突入しても家事育児は母の仕事

そういった思考の家庭も多いのでは?

 

実際に国家の政をしている男性でも、古い考え方から抜け切れているのか

様々な公の場での発言を聞いていても本当に怪しいものです。

 

女性について真剣に考えるのならば、家事育児に掛かる負担を折半し

公平な労働時間を根本的に見直す必要があると思うのです。

根付いた思考や文化はそう簡単には覆らないものです。

 

最後になりますが、仕事を続けるのも辞めるのも勿論、個人の自由です

家庭に入ってじっくり子育てに専念する事、仕事を続けて管理職に昇りつめる事

どちらも間違いではないし、各々の幸せに繋がっているのなら、それで良いのです

 

うちはうち、よそはよそ。

よく母が言いました。皆と考え方や価値観が違ってもいいじゃない!

5年後、10年後どうなっていたいのか?どうしたら幸せに暮らせるのか?

そういったスタンスで突き進めば、後悔のない楽しい人生を送れると思うのです。

皆さんも、一度じっくりと人生のキャリア設計をしてみませんか?