コロナとトイレットペーパー
日増しに、コロナウィルスの感染が広がり続けている。
最初はアジア圏のみでの発症と広がりを見せた為
そこからアジア人に対する敵視が問題となった。
でも、もはや対岸の火事ではない。
既に世界的パンデミックが始まっている。
未知なるウィルスに人々は警戒を強めているし
経済に与える打撃は日を追うごとに大きくなっている。
町からはマスクが消え去り、花粉症の人々を脅かしている。
日本は正に混乱の渦中にあると言っても過言ではない。
トイレットペーパーは９割以上を国内シェアで賄っており
供給量は十分に足りているので、鵜呑みにしないで欲しい。
とはいえ、買占めが起こると供給量に限界があるので
必要な時に手に入らなくなる不安が負の連鎖を想定させる。
近年、世界はコストの安い中国に依存してきた。
星の数ほどある会社は大きな利益を生み出す為に
コスト重視の経営に何の疑いも持たなかった事だろう。
オートメーション化を進め、最低限の人件費で
大量に製品を生産する事は世界の基準になっていた。
その陰では、伝統技術を生み出す職人達や国内での
雇用の機会を大幅に奪ってしまっている。
安い価格で様々な商品が店頭に並ぶ事は普通ではない。
安さと便利さの裏には様々な危険性がはらんでいる。
国内シェア拡大と雇用機会の拡充が日本人を救う。
日本には資源が少ないので海外からの輸入に
頼らざるを得ない、と学生時代に教わったものだ。
確かに資源は少ないかもしれないが、日本人には
世界が驚く伝統や技術、そして知恵がある。
日本製品は品質が良く、壊れにくいと言われている。
少々値が張っても、永く愛用できる製品は魅力的だ。
海外での生産依存を辞め、日本国内でのシェア拡大を
図る事こそが今後の日本の経済回復に繋がると思う。
また、雇用機会を拡充させる事で経済を活性化させ
何十年も変わらないベース賃金を上げていく事が
日本人の繁栄に繋がると考えている。
パニックを誘う混乱の時代をどう生き抜くか？
SNSは便利だし、何でも知りたい情報が掲載されている。
でも、中には嘘も五万とあるし何でも鵜呑みにしてはいけない。
結局の所、冷静な目で事態を掴みながら対処していくしかない。
少なくとも、現段階ではコロナウィルスに感染しても
よっぽどな理由がなければ検査はしてもらえないし
特効薬も開発段階で入院しても完治するか分からない。
自己免疫を高めて、休養を取りながら生活していくほかない。
外食を控えて、バランスの良い食事を自炊するとか
家でストレッチをするとか、よく眠るとか。
手洗いうがいを続けて、部屋を清潔に保つ。
一時はマスクを装着しても意味がないと言われたが
咳やクシャミ、会話時の飛沫を予防してくれる。
装着して可能な限り回避する事が賢明である。
願わくば、年金便みたいに各家庭にマスクを国から
郵送したら？って思うのですが・・・。
フル稼働して生産されているマスクは何処へ。。
